都内の管理組合様から
「エレベーターの改修工事があるのだが、本当にこんなに高いの!?」
とご連絡いただきました。
確認したところ、現在契約中の大手エレベーターメーカーからの撤去新設(1,750万円)1種類のみの提案でした。
BMK調査の結果・・
①ご予算の関係から撤去新設ではなく準撤去新設やリニューアル工事をお勧め
②費用は高くなるが安全面から地震時管制運転装置、火災時管制運転装置、停電時自動着床装置のオプション追加
以上の2点をご提案させていただきました。
「理事会だけでは決定出来ない」とご判断されたため、BMKにて全組合員様へアンケートを実施。
結果は①②両方とも満場一致の賛成。
早速業者へ見積もりを依頼し、比較いたしました。
改修工事方式 | 保守契約 | ||||
社名 | 撤去新設 | 準撤去新設 | リニューアル | FM | POG |
A社 (交渉後) |
1,750万円 (1,470万円) |
ー (798万円) |
ー |
78万円 (36万円) |
ー (26.4万円) |
B社 | ー | ー | 687万円 | 35.3万円 | ー |
C社 | ー | ー | 492万円 | 31.2万円 | 18万円 |
D社 | ー | ー | 525万円 | 32.8万円 | 16.4万円 |
E社 | ー | ー | 500万円 | 34.5万円 | 20.1万円 |
御覧のように工事の方式によって金額が変わるのは当然ですが、社によってもこれだけの差がありました。
現行のA社に至っては、初めに提示した見積書からまったく同じ内容で280万円も安くなり、且つ新たに準撤去新設の見積書を再提出してきました。
最終的に、現行のメーカーであるA社へ見積書で提出されてきたものよりワンランク上の最新式エレベーターへ変更する条件、さらに毎月の保守契約の値下げをする契約にて準撤去新設を行いました。
当初の金額と比較すると・・・・
①改修工事代 = ▲ 952万円
②保守管理代 = ▲ 42万円(年間)
③電気代 = ▲ 17.5万円(年間)
予定していた金額よりも1,000万円近くの削減+オプションの安全装置が実質無料へと成功しました。